技術文章

2017年日本粉體分級、篩分技術的動向

特集「分級?ふるい分け技術のzui近の動向」を企畫して特集擔當編集委員伊ヶ崎文和、大矢仁史

分級ふるい分け分科會は、前回、本誌２０１１年９月號に乾式分級?ふるい分けに関する特集を企畫し、紹介した。今回は、特集號のタイトルを「分級?ふるい分け技術のzui近の動向」とし、乾式に限らず、濕式分級? ふるい分け技術に関してもzui近の技術動向を紹介いただいた。その內容は主に微粒子を対象とするものが多く、サブミクロン粒子に適用できる技術についても解説いただいた。その內容を以下に記す。 zui初に分級ふるい分け分科會代表幹事の秋山聡氏から、「分級ふるい分け分科會の活動紹介」と題して、zui近の分科會の活動を報告いただいた。広島大學の吉田英人氏には、「乾式サイクロンおよび濕式分級裝置による粒子分級技術」と題して、 zui近の技術動向として乾式サイクロンの高精度分級と連続サブミクロン分級について概説いただいた。㈱ NBC メッシュテックの本島信一氏には、「ふるい網における粉體付著抑制技術の開発と粉體関連機器への応用」と題して、「Nafitec?」と呼ばれる機能性無機ナノ粒子固定化技術とその応用としてふるい網、スクリューフィーダーへ展開した粉體付著抑制技術を説明いただいた。㈱徳壽工作所の勝又正樹氏には、「超音波振動のふるい分け裝置への応用」と題して、ふるい網上での粒子の分散促進のための各種技術の紹介と共に、強制攪拌式ふるい機に超音波振動を付加したの微粒子用ふるい機を紹介いただいた。日清エンジニアリング㈱の小澤和三氏には、「サブミクロン粉體における高精度乾式分級技術」と題して、難しいとされていた乾式によるサブミクロン分級を可能にしたエアロファインクラシファイアの紹介とチタン酸バリウムや銀粒子に関してのデーターを示していただいた。三菱化工機㈱の高田猛彥氏には、「濕式分級裝置の特長と応用～分離板型遠心分離機（ディスクセパレータ）の特長と工業規模濕式分級の適用例～」と題して、遠心式濕式分級機などに用いられるディスクセパレータの効用として、分離性能や処理量の向上などを基礎的なデータやその理論と共に解説いただいた。 zui近の分級?ふるい分け技術は、その対象を微粒子に広げており、乾式、濕式ともに微?；⒕芑?の方向での技術開発が盛んに行われているようである。粉體分野での、新しい技術展開、情報収集の參考としていただければ幸いである。